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壁面広告の費用相場

壁面広告とは

壁面広告とは、建物の外壁を利用して掲出する大型の屋外広告のことです。主に交通量の多い場所や繁華街に設置され、以下のような強みがあります。

圧倒的な視認性

大型の広告面が遠距離からでも目に入りやすく、歩行者・車両双方からの高い認知効果が期待できます。

長期掲出によるブランド訴求

1年以上の長期契約が一般的で、ブランドの世界観を継続的に浸透させたい企業に適しています。

ロケーション価値による差別化

同じサイズの広告でも、駅前・主要交差点・商業施設など、立地により広告効果が大きく変わります。

壁面広告の種類

壁面広告は大きく以下の2種に分類できます。

看板型(パネル・幕式)

もっとも一般的なのが、シートやパネル、ターポリン幕などを建物外壁に設置するタイプです。看板型(パネル・幕式)の広告には、下記のような特徴があります。

  • 看板面を交換しやすい
  • 照明・立体加工など演出の幅が広い
  • 媒体費(壁の使用料)と制作費が明確

看板型(パネル・幕式)の広告は長期運用からキャンペーン展開まで、幅広い用途に対応できます。

壁に直接描く壁画広告(ミューラル広告)

近年注目されるのが、建物の壁に直接ペイントする広告手法です。アーティストによるライブペイントや制作過程の公開によって話題化し、SNS拡散との相性が非常に高いのが特徴です。

  • 世界観の訴求力が高く、記念撮影などのフォトスポット化にも有効
  • 制作過程がコンテンツになる(動画配信・ライブイベント化)
  • 店舗の外観改善や地域活性プロジェクトとしても採用例が多い

壁面広告の相場

ここでは、「看板型」と「壁画広告型」に分けて相場を整理します。

看板型の広告相場

看板型の広告の費用構造は、媒体費(使用料)+制作・施工費で決まります。

媒体費(ロケーション料)

立地により大きく変わります。

立地 月額相場
都心一等地(渋谷・新宿など) 50〜300万円
地方主要都市(駅前・繁華街) 10〜80万円
郊外ロードサイド 5〜30万円
※話題性の高い大型媒体は月500万円超もあり。

制作・施工費
  • 看板制作:20〜200万円
  • 施工(足場・高所作業車等):30〜150万円
  • デザイン費:5〜30万円

幕式の場合は、幕制作が1㎡あたり8,000〜15,000円、交換施工費に10〜50万円、照明・電飾追加の場合、20〜100万円程度が上乗せされます。

壁画広告(壁に直接描くタイプ)の相場

費用構造=アーティスト制作費が中心です。壁画広告では媒体費がゼロの場合もありますが、物件が第三者所有の場合は看板型と同様に媒体費が発生する点に注意が必要です。

1㎡あたりの制作単価の目安

制作会社の公開情報をもとにすると、1㎡あたり約5万〜7.5万円(デザイン・アーティスト費・材料費・施工環境により上下)

発生する主な費用項目
  • アーティストギャラ
  • デザイン制作
  • 材料費(ペンキ・スプレー等)
  • 足場・高所作業車費
  • 下地処理・清掃
  • 交通費・宿泊費
  • ディレクション費

壁画は「アート作品」という性質上、アーティストの知名度・描き込み量・色数で大きく価格が変動します。

費用が変動しやすい条件

以下の条件により、看板型・壁画型とも費用が変動します。

  • 立地の価値(通行量・視認性)
  • 高所や特殊形状など施工難易度
  • アーティストのランク(壁画型の場合)
  • 短期掲出の割高化(看板型の場合)
  • 照明・立体加工などの演出追加

代理店視点で押さえたい提案ポイント

① 表現手法の違いを明確に

  • 看板型=媒体価値+広告表現
  • 壁画型=表現価値+コンテンツ価値

クライアントの目的に応じて選択肢を使い分けることが重要です。

② KPI の設計

  • 看板型:交通量×視認率
  • 壁画型:SNS 拡散×来訪者数×体験価値

壁画広告は接触数より「写真を撮りたくなるか」がポイントになります。

③ 媒体費の有無を必ず確認

第三者所有のビル壁面の場合、壁画であっても媒体費が発生する可能性があります。

まとめ

壁面広告は「巨大な広告看板」としての効果だけでなく、ブランドの世界観を伝えるアート表現としても活用できるメディアへ広がっています。看板型・壁画型それぞれに相場や特徴があるため、クライアントの目的(短期訴求/長期ブランディング/SNS拡散など)に合わせて最適な媒体を選ぶことが、代理店としての提案力向上につながります。

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壁の確保から、その場所・コンセプトに相応しいアーティスト選定、そしてアーティストが最大限クリエイティブを発揮できる環境作りを行うミューラルプロデュース会社。
アディダス、AVIOT✕アイナ・ジ・エンドなど、「ミューラル広告と言えば」で思い当たる多くのアートを手掛け、その数は2025年1月現在で170にものぼる。

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