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兵庫のミューラルアート事例

壁面の有効活用や、身近にアートを感じられるきっかけとして活用されることが増えつつあるミューラルアート。こちらのページでは、兵庫でのミューラルアートの事例を紹介します。

adidas

adidas
adidas
CLIENT アディダスジャパン株式会社
PROJECT パリ五輪
VENUE 兵庫県神戸市
ARTIST KAC

パリ五輪応援プロジェクトの一環として、阿部兄弟のスポンサーであるアディダス社が、二人の故郷である神戸にミューラルアートを描くことを決定し、WALL SHARE社が手掛けたアートです。一二三選手のアートは母校である神港学園高に描かれ、本人たちも話題にしていました。

甲子園プラス

甲子園プラス
甲子園プラス
CLIENT 株式会社甲子園プラス
PROJECT 商業施設「甲子園プラス」
VENUE 阪神甲子園球場南側
ARTIST PHIL

「未来を担う子どもたちへの応援」をテーマに、ボールパークや野球の楽しさを伝えるミューラルアート。アーティストは、アイナ・ジ・エンドさんのアートも手掛けたPHILさんで、写実的な表現からコミカルなタッチまで、幅広いスタイルで表現できる世界的なミューラルアーティストです。

兵庫でミューラルアートを依頼するメリット

空間演出・ブランディング効果

ミューラルアートは、壁面という目に入りやすい面を使って空間の印象を短期間で刷新できる手法です。恒常的な広告掲示ではなくとも、絵柄・モチーフが公衆に向けて継続的に表示される壁画は景観と調和しつつ訴求効果を発揮でき、店舗や施設の世界観の可視化にも役立ちます。演出と集客の両面で“面”の力を持つのがミューラルの強みです。

社内コミュニケーション・インナーブランディングへの寄与

オフィスやバックヤードのミューラルは、従業員の帰属意識や対話のきっかけを増やし、組織の一体感を高めます。国内の職場環境研究でも、働く人のデザイン選好に沿った環境設計が知的生産性に関与し得ることが示されており、職場の視覚体験が日々のパフォーマンスに影響しうる点は見逃せません。

ミューラルアート依頼の流れ

事前相談・ヒアリング

最初のステップは、目的と制約の整理です。集客強化か、社内の一体感醸成か、来街者の回遊促進かなどの“目的軸”を言語化し、あわせて壁面の大きさ、下地素材、屋内外、使用可否時間、予算、竣工希望時期、広報活用の有無など“条件軸”を明確にします。屋外の場合は、兵庫県の屋外広告物の考え方に照らし、絵柄や記号も「公衆に一定の観念やイメージを表示するもの」として扱われ得る点を理解しておくと、後の手続き判断がスムーズです。相談時には現地写真や図面、周辺の交通や近隣環境の情報も共有し、必要となる仮設(足場・仮囲い)や警備配置の有無も仮説ベースで詰めると、見積り精度が上がります。

概算見積もりとアーティスト選定

ヒアリング情報を基に、制作面積・難易度・屋内外・下地補修・仕上げコートの有無などを尺度に概算見積もりを取得します。ミューラルの制作費は面積と複雑度で大きく変動しますが、国内事例ではおおむね1㎡当たり数万円台からの目安感が共有されています。複数の実績を横断して把握し、単価のみでなくデザイン費、材料費、下地補修費、交通宿泊費、記録撮影費などの内訳と、仮設・申請関連の別途費用の扱いを確認しましょう。アーティスト選定では、希望するタッチと近似する過去作、屋外耐候の経験、共同制作・ワークショップの経験、進行管理力やレギュレーション順守姿勢を重視します。神戸市内外でのミューラルマップや地域プロジェクト情報も参考に、地域の空気感と親和する作風を見つけると導入後の定着が良好です。

契約からキックオフ

発注前には契約形態(請負・委託)、支払条件(着手・中間・完了)、著作権と著作者人格権の取り扱い(再制作・改変・撮影利用・二次利用)、安全・原状回復、工程遅延時の対応、不可抗力条項、保険付保範囲(賠償責任保険等)を明文化します。公共・民間いずれでも、建設工事標準請負契約約款の考え方は参考になります。著作物である壁画は、作家の同一性保持権に配慮が必要で、改変や消去、再塗装などの可能性がある場合は、事前に合意文言を整備しておくと安心です。キックオフでは現地実測・足場計画・搬入導線・近隣説明の役割分担、申請類の責任分担を確定し、関係部署・管理会社・警察・道路管理者等の調整スケジュールを共有します。

ラフ案作成・最終デザイン確認

合意した条件を踏まえ、ラフ案→修正案→最終デザインの順で合意形成を進めます。屋外の場合は視認距離や通行速度を意識した情報量の最適化、屋内では視線高さや滞在行動に合わせた余白設計が要点です。神戸市は屋外広告物に関する手順と禁止・規格基準を公開しているため、色彩やサイズ、掲出場所の用途地域との整合を事前に照査します。法令外でも、施設独自のデザインガイドや防災・避難誘導サインの視認性確保が前提条件になることがあります。最終合意時には、色指定(マンセル/近似色)、仕上げコートの種類、ロゴ・キャラクターの権利確認、制作時の撮影・公開可否、クレジット表記などを確定します。

現地制作・施工

現地では下地清掃・補修・シーラー塗布・下描き・本塗り・仕上げコートの順に進行します。コンクリートやモルタルは粉化やアルカリの影響を受けやすいため、密着と耐久を高める下塗り材(シーラー)や下地調整材の選定が重要です。室内は低臭・低VOCの水性塗料や低VOCシーラーを選ぶと、作業中の臭気や健康影響リスクの低減につながります。屋内外を問わず、有機溶剤を用いる場合は厚生労働省の有機溶剤中毒予防規則に沿った換気・保管・作業管理が必要です。仮設足場や可搬作業台の使用時は、転落・転位を防ぐ基本動作の徹底が不可欠で、脚立・作業台の使い方にも公的指針があります。歩道側での足場や仮囲い設置、車線規制を伴う場合は、道路使用許可や道路占用許可の要否を所轄と事前協議します。

完成・納品・アフターケア

完成時は色ブレ・ムラ・にじみの補修、周囲の清掃、養生撤去、写真・動画記録の納品を行います。屋外は紫外線・雨風・排気ガスの影響が大きく、透明仕上げの保護コートや落書き防止コーティングを併用すると清掃容易性と耐候性が向上します。保護コートは製品特性が異なるため、基材との相性や耐久年数、除去方法を事前に確認して選定します。屋内は日常清掃での擦り傷や汚れ対策として、柔らかい布・中性洗剤の範囲でメンテナンス手順を取り決め、定期点検の頻度を契約書に明記すると運用が安定します。プロモーションに活用する場合は、写真のクレジット表記や著作物の二次利用範囲を契約に沿って運用し、改修・移転など将来の変更時には作家合意の手順を再確認します。

ミューラルアートの費用相場と内訳

基本的な費用項目(材料・制作費・交通費等)

制作費は、面積・難易度・屋内外・足場の要否・下地状態・仕上げコートの有無で変動します。国内の公開情報では、アーティストや手法によって幅はあるものの、概算の目安として1㎡あたり数万円台からとされるケースが見られます。これにデザイン費、材料費(下地調整材・塗料・仕上げコート)、マスキングや養生資材、交通・宿泊費、現場管理費、記録撮影費などが加算されます。屋外で耐候性を高める場合は、耐UV塗料やクリアコートの材料費と施工工数が上振れ要因です。屋内は低VOC水性系の採用で材料費がやや上がる一方、換気・臭気対応の負担軽減メリットもあります。複数社・複数作家の見積比較では、単価比較だけでなく内訳の有無と数量根拠を精査し、工程・手戻りリスクを含む総額で判断するのが妥当です。

足場・養生・許可申請費用

外壁で高所作業が必要な場合、足場費は別建て計上が一般的で、組立・解体・運搬を含めた㎡単価で見積もられます。住宅分野の公開情報では、足場の標準的な相場観が示されており、対象規模や立地条件により増減します。歩道占用や車道規制が伴う場合は、道路占用料や管理者協議、警備員配置費、道路使用許可申請に関わる事務費が発生することがあります。神戸市は占用のオンライン申請や手続の目安期間を公開しており、申請・許可までに数週間を要する前提での工程設計が無難です。占用料は物件種別と数量で算定され、市管理道路と公社管理道路で窓口が異なる点にも留意します。

良い業者・アーティストの選び方

ポートフォリオと実績の見極めポイント

まずは希望するテイストとスケールに近い過去作品の有無、屋外での耐候・防汚配慮の経験、公共空間での合意形成や近隣配慮の実績を確認します。兵庫では地域プロジェクトやミューラルマップの情報が発信されており、地元の空気感と親和する作家を見つけやすい環境にあります。制作プロセスの記録や、デザインから現場対応まで一貫して遂行できる体制は品質の裏付けになります。加えて、著作権・人格権への理解、撮影・二次利用の取り決め経験、ワークショップなど共創のファシリテーション経験も評価軸に入れると、完成後の社内浸透や広報活用の幅が広がります。

契約書・仕様書で確認すべき項目

契約時は、作品の権利関係(著作権帰属、同一性保持権への配慮、再制作・改変・撤去の条件、撮影・二次利用範囲)、品質保証・点検・補修の範囲、工程遅延や天候・申請遅延時の取り扱い、第三者損害への賠償、保険付保、支払条件、秘密保持を明記します。公共・民間を問わず、約款整備の趣旨や条項例を参照しつつ、アート特有の権利条項を追加する発想が有効です。文化庁の著作権テキストは著作者人格権の基礎理解に役立ち、作品の改変や撤去といった実務課題への事前合意の重要性を理解する拠り所になります。

コミュニケーションの進め方と注意点

初期段階では“目的・指標・期限・予算・制約”を一枚に可視化し、レビュー回数や承認期日を合意してからデザインに入ると手戻りが減ります。現場着手前の近隣説明や管理会社との連絡体制、作業時間帯・騒音発生行為の抑制方針は、地域受容性を左右します。制作中は日報・進捗写真・リスク兆候の共有、天候や申請状況の変化に応じた工程リプランを迅速に合意する運用が肝要です。完成後はメンテナンス手順の引継ぎと、広報・撮影・SNS発信のガイドライン(クレジット表記)の共有まで行うと、社内外の活用が途切れません。オフィスアートの効果を最大化するため、従業員参加の仕掛けやストーリーの言語化を同時進行させるのも有効です。

申請・法規制と注意点

屋外広告物許可・道路使用許可の手続き

兵庫県の屋外広告物条例は、看板に限らず「絵や写真など一定のイメージを公衆に表示するもの」も対象とし、表示・設置には原則許可が必要です。指定都市の神戸市や中核市の姫路市・尼崎市・明石市・西宮市などは各市の条例が適用されるため、所在地の所管へ早期相談するのが確実です。表示場所を所管する市町長の許可が基本で、神戸市は手順や基準を詳細に公開しています。制作にあたり歩道の占用や仮囲いが必要な場合は、道路法に基づく道路占用許可(道路管理者)と、交通に影響する作業の道路使用許可(所轄警察)が別途必要になることがあります。神戸市は占用のオンライン申請、兵庫県警は道路使用のオンライン申請窓口を案内しています。

屋内施工時の下地養生・安全対策

屋内では、低臭・低VOCの水性塗料や低VOCシーラーを採用することで、作業者と利用者双方の快適性と安全性を確保しやすくなります。日本塗料工業会や環境省の資料は、低VOC製品への転換が排出抑制の基本であることを示しています。有機溶剤を扱う場合は、保管・換気・容器管理など有機溶剤中毒予防規則の遵守が前提です。現場の安全面では、脚立・可搬作業台の基本ルールを守り、無理な作業姿勢や不適切な設置を避けます。下地は清掃・補修・シーラー処理・パテ調整といった手順を踏むことで密着と美観を長期に維持できます。養生は動線や設備を妨げない計画で、退去時に糊残りが出ない資材選定と撤去手順の共有が重要です。

近隣への配慮とクレーム対応

屋外制作や仮設工事では、騒音・振動に関する法と各自治体の基準を把握し、作業時間帯や使用機械の制限を事前に織り込みます。神戸市は特定建設作業の時間帯・規模に関する基準を公開しており、兵庫県も騒音・振動に関する届出や指定地域の考え方を周知しています。工程表には近隣への事前周知・掲示・問い合わせ窓口の明記、粉じんや塗料臭への対策(ミスト管理・低臭材料選定)を反映します。完成後の落書き対策としては、落書き防止コーティング等を事前に施工し、万が一の際の除去手順と責任分担を定めておくと、問い合わせ時の初動が速くなります。

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壁の確保から、その場所・コンセプトに相応しいアーティスト選定、そしてアーティストが最大限クリエイティブを発揮できる環境作りを行うミューラルプロデュース会社。
アディダス、AVIOT✕アイナ・ジ・エンドなど、「ミューラル広告と言えば」で思い当たる多くのアートを手掛け、その数は2025年1月現在で170にものぼる。

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