壁面広告とは、建物の外壁を利用して掲出する大型の屋外広告のことです。主に交通量の多い場所や繁華街に設置され、以下のような強みがあります。
大型の広告面が遠距離からでも目に入りやすく、歩行者・車両双方からの高い認知効果が期待できます。
1年以上の長期契約が一般的で、ブランドの世界観を継続的に浸透させたい企業に適しています。
同じサイズの広告でも、駅前・主要交差点・商業施設など、立地により広告効果が大きく変わります。
壁面広告は大きく以下の2種に分類できます。
もっとも一般的なのが、シートやパネル、ターポリン幕などを建物外壁に設置するタイプです。看板型(パネル・幕式)の広告には、下記のような特徴があります。
看板型(パネル・幕式)の広告は長期運用からキャンペーン展開まで、幅広い用途に対応できます。
近年注目されるのが、建物の壁に直接ペイントする広告手法です。アーティストによるライブペイントや制作過程の公開によって話題化し、SNS拡散との相性が非常に高いのが特徴です。
ここでは、「看板型」と「壁画広告型」に分けて相場を整理します。
看板型の広告の費用構造は、媒体費(使用料)+制作・施工費で決まります。
立地により大きく変わります。
| 立地 | 月額相場 |
|---|---|
| 都心一等地(渋谷・新宿など) | 50〜300万円 |
| 地方主要都市(駅前・繁華街) | 10〜80万円 |
| 郊外ロードサイド | 5〜30万円 |
幕式の場合は、幕制作が1㎡あたり8,000〜15,000円、交換施工費に10〜50万円、照明・電飾追加の場合、20〜100万円程度が上乗せされます。
費用構造=アーティスト制作費が中心です。壁画広告では媒体費がゼロの場合もありますが、物件が第三者所有の場合は看板型と同様に媒体費が発生する点に注意が必要です。
制作会社の公開情報をもとにすると、1㎡あたり約5万〜7.5万円(デザイン・アーティスト費・材料費・施工環境により上下)
壁画は「アート作品」という性質上、アーティストの知名度・描き込み量・色数で大きく価格が変動します。
以下の条件により、看板型・壁画型とも費用が変動します。
クライアントの目的に応じて選択肢を使い分けることが重要です。
壁画広告は接触数より「写真を撮りたくなるか」がポイントになります。
第三者所有のビル壁面の場合、壁画であっても媒体費が発生する可能性があります。
壁面広告は「巨大な広告看板」としての効果だけでなく、ブランドの世界観を伝えるアート表現としても活用できるメディアへ広がっています。看板型・壁画型それぞれに相場や特徴があるため、クライアントの目的(短期訴求/長期ブランディング/SNS拡散など)に合わせて最適な媒体を選ぶことが、代理店としての提案力向上につながります。
壁の確保から、その場所・コンセプトに相応しいアーティスト選定、そしてアーティストが最大限クリエイティブを発揮できる環境作りを行うミューラルプロデュース会社。
アディダス、AVIOT✕アイナ・ジ・エンドなど、「ミューラル広告と言えば」で思い当たる多くのアートを手掛け、その数は2025年1月現在で170にものぼる。